睫毛内反(さかさまつげ)について
さかさまつげとその手術についての解説です。
睫毛内反は、まつげが眼に当たってしまう状態です。
さかさまつげの状態
睫毛内反は、特に下のまぶたにおきると黒目の表面にきずをつけやすくなります。このきずはまつげが当たらなければすぐに消えるのですが、長いこときずが付き続けると、消えなくなってしまい、視力に影響します。黒目の表面の透明な部分がにごってしまうと眼鏡をつかっても視力は回復しません。そうならないうちに手術をする必要があります。
術後の状態
下のまぶたをふたえのように線を入れて、睫毛が正面を向くように手術します。
線は最初はくっきりしていますが、次第に薄くなっていきます。完全に消えてしまうとまつげがまた眼に当たってしまうので、奥二重のような状態になって残ります。
5〜6歳までは顔の成長により自然と改善する可能性がありますが、それ以降は自然に改善する可能性がどんどん低くなります。3〜4歳でもまつげの当たり方が強い場合には、早めに手術をお勧めすることがあります。
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